あなたの周りにもいませんか？ちょっとしたことでカッとなっちゃう人…
こっちも気を使うし、正直めんどくさいなぁって思っちゃうことありますよね？
でも、「なんであんなにすぐ怒るんだろう？」、「もしかして、育ちとか頭の良さって関係あるのかな…？」
今回はそんな疑問について一緒に深掘りしていきたいと思います！
すぐ怒る人の心理って？
怒りってどうして湧いてくるんだろう？
私たちは自分の大切にしていることや「こうあるべき」って思っていることに反する出来事に直面した時カッと怒ってしまうことってありますよね。
実はこれ人が生き延びるための本能的な反応なんです。
危険や嫌な状況から身を守るためのアラームみたいなもの。
脳の中にある「扁桃体」っていう部分が活発になってストレスホルモンがドバっと出ることで怒りという感情が顔を出すんです。
もちろん怒りって必ずしも悪いものじゃありません。上手くコントロールすれば問題解決の糸口になったり自分の意見をしっかり主張したりする力になることもあります。
でも怒りすぎたりしょっちゅう怒っていたりすると周りの人を困らせる原因になっちゃうことも…。
あなたの周りにすぐに怒る人っていませんか？
そういう人にはいくつかの共通点があるみたいです。
「自分は正しい！」って思い込みが強かったり、相手より優位に立ちたい気持ちが強かったり。自分の期待通りにならないとすぐにイライラしちゃうんですね。
それにせっかちだったり神経質な性格だったり人の言葉に敏感に反応しちゃったりする一面も持っていることが多いんです。
こういうタイプの人は自分と違う意見を受け入れにくい傾向があって自分の考えを優先するあまり相手の気持ちや考えに気づけないこともあるみたいです。正直「すぐ怒る人ってちょっと面倒くさいな…」って感じてしまうこともありますよね。
怒る人だって本当は何かを求めているのかも
怒りをぶつけてくる人は心のどこかで誰かに理解してほしい共感してほしいと思っているのかもしれません。
自分の気持ちや考えを分かってほしいとか自分が正しいと認めてほしいっていう気持ち（承認欲求って言います）が背景にあることが多いんです。
中には怒ることで状況を自分に有利に進めようとする人もいます。こういう行動って育った環境とか幼い頃の親や周りの人の対応が影響していることも少なくないんです。
時間に追われたりストレスを抱えていたりすると心に余裕がなくなってちょっとしたことにもカッとなっちゃうことありませんか？
心が狭くなっちゃうというか…。これはストレスに耐える力が弱っているサインかもしれません。
例えばストレスを「バケツ」に例えてみましょう。容量の小さいバケツはちょっと水（ストレス）が入っただけで溢れてしまいますよね。だからすぐに怒っちゃうんです。
逆に心の余裕がある人は同じような状況でも冷静でいられるからあまり怒らないんです。
怒りやすい性格には色々な背景がある
例えば小さい頃から親に厳しく育てられて失敗を許してもらえなかった人は他人にも厳しくなりがちで短気な傾向があるかもしれません。
逆に甘やかされて育ってわがままな行動を許されてきた人は自分の思い通りにならない状況に怒りを感じやすいことがあります。
だから「すぐ怒る人は育ちに原因があるのかな？」って思ってしまうこともあるかもしれません。でも実際にはもっと複雑な事情が絡み合っていることが多いんです。
一概に「育ちが悪いから」とは言い切れないんですね。
すぐ怒る人に見られる育ちや環境の影響
幼少期の体験が性格を作ってる？
幼い頃の体験が私たちの性格を作る上でとっても大きな影響を与えているって聞いたことありますか？
私は本当にそう思うんです。なんだかいつもイライラしている人っていますよね。
もしかしたらその心の奥底には子供の頃に感じた満たされない気持ちやストレスが隠れているのかもしれません。
例えば小さい頃に「もっとかまって欲しかったな」とか「いつもピリピリした家だったな」という思いを抱えていた人はなかなか人を信じられなかったり、心に余裕が持てなかったりすることが多いんです。
そうなるとちょっとしたことでカッとなったり怒ることで自分を守ろうとしてしまうことがあるんですよね。
両親が短気だった場合の影響も
特に、お父さんやお母さん育ててくれた人が短気だった場合子供はそれを見て育つので自然と短気な性格をマネしてしまうことがあるんです。
毎日大人が感情的に怒っているのを見ていると「怒るって問題を解決する方法なんだ！」と無意識に学んでしまうんですね。
それにいつも怒られてばかりいると「自分の意見を強く言わないと誰も聞いてくれない！」という気持ちが芽生えてしまうこともあるんです。
甘やかしや過干渉の弊害も大きい
でも甘やかしすぎたり逆に干渉しすぎたりするのも良くない影響があるんです。
甘やかされて育った人は「自分の思い通りにならないのはおかしい！」と思ってうまくいかないことがあると怒ってアピールすることがあります。
一方、過干渉を受けて育った人は自分で決めることが苦手になり周りの人に過剰な期待をしてしまうんです。そしてその期待が裏切られるとすぐにイライラしてきつい言葉が出やすくなってしまうんです。
完璧主義だとストレスや怒りが増加する
それに小さい頃から「完璧じゃなきゃダメ！」って言われ続けて育った人も要注意です。
何でも完璧にこなさないといけないとプレッシャーを感じていると、自分にも他人にも厳しくなってちょっとしたミスにも過剰に反応してしまうことがあるんです。
小さい頃厳しくしつけられた人は失敗をものすごく恐れていて、そのストレスを怒りとして表現してしまうこともあるんですね。
だから、もし周りにすぐに怒る人がいたら「もしかしたらその人にはそうせざるを得なかった過去があったのかもしれないな」と少しだけ想像してみてください。
そうすると少しだけ優しくなれるかもしれません。
そしてもし自分自身がそうなら過去の経験と今の自分を少しずつ理解することできっと生きやすくなるはずです。
怒りの感情が引き起こす問題とは？
ついついカッとなっちゃう…それ人間関係にヒビが入るかも？
ああ、またカッとなっちゃった…そんな経験、ありませんか？
実はすぐに怒ってしまうと色んなことに影響が出てくるんです。ちょっと他人事じゃないなって思ったら、ぜひ読んでみてください。
まず人間関係。これが結構キツいんですよね。
いつもイライラしている人って「なんかめんどくさいな…」って思われがち。話しかけづらいし、できるなら避けて通りたいって思われちゃうんです。
そうなると友達や家族との間にも壁ができちゃってなんだか孤独を感じることも。
それに怒ってる時って冷静に話せないから誤解が生じやすかったり、ケンカになっちゃったりすることも多いですよね。これじゃいい関係を築くのは難しいですよね。
職場や家庭がなんだかいつもピリピリ…
それから職場や家庭でも大変です。
例えば、職場であまりにピリピリしていると、周りの人も気を遣って、なんだか落ち着かない雰囲気になっちゃいますよね。
チームワークもギクシャクしちゃうかもしれないし、仕事の効率も落ちちゃうかもしれません。
家でも同じです。ちょっとしたことで怒ってばかりだと家族、特に子どもやパートナーとの関係が悪くなっちゃうことも。
みんながストレスを感じて居心地が悪くなってしまうんですよね。本当に怒りって自分だけじゃなくて、周りの人にも影響を与える厄介者なんです。
心の風邪・体のSOS？ 長く続くと大変なことに…
心と体への負担も無視できません。
怒りを感じると、ストレスホルモンっていうのがドバドバ出るんです。これが続くとなんだか不安になったり、気分が落ち込んだり…ひどい場合はうつっぽくなっちゃうこともあるんです。
それに高血圧や心臓病のリスクも高まるとも言われています。常にイライラしていると心の余裕もなくなっちゃって、毎日を健康的に過ごすのが難しくなっちゃう。心も体もヘトヘトになっちゃうんですね。
「あの人って…」周りからの評価ダダ下がり？！
最後に、周囲からの評価もガタ落ち…これは結構グサッときますよね。
感情をコントロールできずにすぐ怒る人って「なんだかガサツな人だな」とか「頭が悪いのかな」とか心無いことを言われたりするんです。それってすごく悲しいですよね。
特に、仕事の場面では落ち着いていて、誰でも受け入れる包容力がある人が求められます。
短気な性格だと周りから頼りにされなくなってどんどん孤立してしまうことも。信頼を得るには冷静さと柔軟さが必要だってことですね。
…どうでしょう？少しはドキッとしたのではないでしょうか？でも大丈夫気づいたときから変われます。
自分の怒りと向き合って少しずつコントロールできるようになれば、もっと楽に生きられるはずです。一緒に頑張ってみませんか？
